宅建、労働安全コンサルタント#02
昨日、労働安全コンサルタントの願書を提出して来ました。
千代田区九段にある安全衛生技術試験協会に行き、1級建築施工管理技士の原本とコピーを持って行き「原本と相違ない」(そんな感じの文面)という印鑑を押してもらいました。
何故、そんな印鑑が必要かというと、それが無い場合は「事業者等の証明」が必要だからです。
この「事業者等の証明」ってのが面倒でして、会社の役職のある人の押印が必要なんですね。
で、私は会社に資格を取ることを言ってないし、また転職したばかりなので押印をしてもらう事を頼むのも気が引けました。
まあ、別に内緒にしてるわけでも無いし、堂々と上司に頼んでも良いのでしょうけど、正直少しでも会社に貸しを作りたくないので九段まで足を運んだ訳なのです。
労働安全コンサルタントも労働衛生コンサルタントも受験資格がそもそもハードル高いです。
特に経歴証明書は転職をしてる人にとっては厄介です。
前の職場、その前の職場とかに事業者等の証明を貰う必要があるからです。
それって、頼みづらくないですか?
それに時間がかかりそう。
施工管理技士も建築士も実務経験を証明しなくてはいけなくて、同じ事業者等の証明が必要なんですよね。
特に建築士の実務経験には、どの建築士の下で働いていたのか、その建築士の資格番号は何番なのかまで記入しなくてはいけないので厄介なんです。
私は二級建築士も取りたかったのですが、前の職場には建築士がいなかったので実務経験的に受験資格が無かったのです。
建築関係の資格を取ろうとすると建築系の大学を出てる人は本当に有利だなあ、と思います。
実務経験の年数が格段に少なくて済む。
私のような普通科高卒の人は本当に経験年数で苦しみます。
高卒だからこそ資格を取得して学歴をカバーしようとしてるのに、資格を取得するに当たってまた学歴が障害になるって皮肉ですよ。
で、何にせよ願書を提出して来ました。
私はここ5年で国試を3つ受けてるので願書を出すのは慣れてますが、慣れてないとこれも面倒だと思います。
労働安全コンサルタントの受験料は¥24700円。高いですよねえ。
それに対して、手数料と簡易書留の代金がかかるわけです。700円くらいかな。
まあ、高いです。
宅建の¥7000円に比べると3倍強。高い。
この受験料が公益財団法人の資金源となってるわけですよね。
何というか天下りの連中の喰い物にされてる感じがするのは私だけでしょうか。
日本は資格社会、と言われる根元にはこういう天下りの連中を喰わす為の団体が資格を取らないと働くのに制限が出るようにしてるのではないのかと思えるところもあります。
特に建築はそう思う。金さえ出せば取れる資格は本当に多いです。だけど、現場に出る人達はそれが必要。そんな資格が多い。
色々、社会としては不自然な資格ばかりだと思いますが、持ってると選択の幅が広がるのは事実です。
という事で、願書も出したわけですし、本格的に勉強したいと思います。